YUUKI NAMIE Profile
結城 奈美枝 自己紹介
ーどうして30年以上も漢方専門の薬剤師なのですか?ー
結城奈美枝(藤井奈美枝)
1967年4月10日生まれ。現在56歳。
国際中医師・・・(WFCMS・中国鍼灸解剖学・薬膳短期留学)
薬剤師・・・・・(漢方専門相談経験30年以上・薬科大学客員教授経験)
鍼灸師・・・・・(国家資格・中国短期留学経験・ベトナム鍼灸指導経験)
按摩指圧マッサージ師・・・(国家資格・フランスへ指圧指導同行経験)
アロマテラピーアドバイザー(AEAJ)
心理カウンセラー・・・(神奈川県不登校児に向けての講座経験)
実家は代々医師の家系ですが、
若い頃結核を患った、母方の薬剤師の祖父の方が、なぜかいつも穏やかで幸せそうな笑顔だったので、
幸せの秘訣は西洋医学より東洋薬学にあるような気がして、他の兄弟は西洋医になる中、私は迷わず薬学の道を選びました。
30年以上もひとすじで続けている漢方の道ですが、他の漢方家と決定的に違うところは、
どちらが正しいと決めつけるのではなく、漢方のいいところと西洋医学のいいところを結び、両方のいいところを治療に生かすことが、
最終的には患者さんのためになるのではないかと考え、
同じような気持ちで患者さんに対応している医師や各専門家たちと連携、協力して治療に当たることができることです。
(今、やっと統合医療という考え方が日本でもささやかれはじめましたよね)
ー御祖父との関係性も詳しくお伺いしたいですー
この道に導いてくれた薬剤師の祖父と最期のお別れをするときに、息も絶え絶えの状態で、
「身体を大事に・・」
と私に語りかけてくれた時にはっとしました・・
実はその言葉は、私が夏休みに祖父のいる九州に遊びに行って、大阪に帰る汽車に乗るときに毎回かけてくれていた同じ言葉でした・・
その時に、その言葉の奥には、小さい私に次の夏休みにはもう会えないかも・・という覚悟のある言葉だったということを、改めて思い知らされたのです・・
「自分の命が消えようとしているときに、私の身体を心配してくれている・・」
「毎日仕事で『おだいじに』と声をかけているけれど、これほどまでの愛情で私は患者さんに声をかけていただろうか・・」
「人の身体のことを気にかけることほどの大きな愛情は他にあるだろうか・・」
いろいろな想いが私の中をかけめぐり、
たくさんの愛情をくれた祖父に心から感謝するとともに、身の引き締まる想いでした。
「祖父をはじめ代々引き継がれた日本の伝統医療の知恵を私も引き継ぎ、
今世の人たちの助けとなる為に日々精進して仕事していこう。」と。
あれから30年以上たった今もこの気持ちは変わっていません。
ーいつも笑顔ですよね?ー
これは薬剤師の祖父を陰で支えていた祖母の影響です。
私は人と比べられることが多く、高校生の頃は自分に全く自信が持てませんでした。
そんな私に祖母が
「男は度胸、女は愛嬌。
どんな美人でもツンツンしてるより、笑顔が魅力的な方が素敵だと思わない?」
私の手をあたたかい両手で包み込んでくれた最高の祖母の笑顔・・
あれだけ愛情深い笑顔に今、自分はなれているだろうか・・
人間性や漢方治療家としての感性を磨くことは笑顔に表れるもの、と思っていることから
生涯かけて笑顔は磨いていきたいと思っています。
(ちなみに毎日着物を着て漢方を作っているのも祖母の影響です)
ー今後の東洋医学への思い入れは?ー
婦人科医の妹と一緒に1ヶ月アメリカに住み、そこで勉強させてもらったアメリカトップの病院では既に『統合医療』が普通になされている現実を目の当たりに・・・!なんと、エリートの婦人科の女医さんが「至陰」という東洋医学のツボの名前を知っていたのです。
びっくりしている私に、「だって研究論文がこれだけあるじゃない??」と。
アメリカで東洋医学の研究がこんなにもすすんでいることにショックを受けたその次の年に、
今度は中国へ留学し、中国の病院見学へ・・・
つい、アメリカ医療の頭で、
「西洋医学のお医者さんに東洋医学を紹介されたのですか?」と患者さんに聞いたところ、不思議そうな顔で、
「事故当時の手術は西洋医学、事故の後遺症は東洋医学。あたりまえのことだろう?」
と。
そう・・中国では西洋医学と東洋医学の使い分け方を、市民一人一人が当然のことのように知っていたのです・・!
その後もフランス、ドイツ、ハワイ、ベトナム・・いろいろな国の医療状況を知る度に、もともとの自国の医療である漢方の素晴らしさを日本の人間より外国の人たちの方がよく知っていることに気がつきました。
ところが当の日本人は漢方のことを自国の医療とは知らずに、中国のものだといまだに思い込んでいる人が多かったり、漢方=ツムラ、漢方=葛根湯と思い込んでいる人が多くてびっくりします。
日本の皇室が代々大切に使っていた質の良い伝統漢方のことを、日本鍼灸と共にもっと多くの人たちに知って体験していただきたい、
そしてアンチエイジングや美肌、仕事のパフォーマンスアップのためのサプリ代わりにも活用していただきたいと常々考えています。
経歴
結城奈美枝(藤井奈美枝)
1967年4月10日生まれ。現在56歳。
国際中医師(WFCMS・中国解剖学短期留学経験)
薬剤師(国家資格・漢方専門相談経験30年以上・
薬科大学客員教授経験・中国薬膳留学経験)
鍼灸師((国家資格・中国短期留学経験・ベトナム鍼灸指導経験))
按摩指圧マッサージ師(国家資格・フランスへ指圧指導同行経験)
AEAJアロマテラピーアドバイザー
心理カウンセラー(神奈川県不登校児に向けての講座経験)
薬科大学卒業後すぐに、東京大手漢方薬局の会社に就職。自由が丘店薬局店長就任時に前代未聞の売上伸び率をたたき出し、本部全店販売促進部に昇進するも、結婚、出産により退社。
出産後すぐ、パートで数ヶ月働いた別の漢方薬局の売り上げを飛躍的に伸ばしたことにより、そこの店長に喜ばれて独立を勧められ、
29歳のときにベビーカーを押して女手ひとつで漢方薬局を起業。
当時の男性社会の中での起業に散々苦労した結果、起業5年で漢方薬局を7店舗まで広げ、多くの薬剤師たちを教育。薬科大学でも客員教授として3年間薬学生たちに漢方を教えていました。
16年かけての黒字経営の後、2013年に離婚し、会社を全て手放し、鍼灸学校へ。鍼灸師、あん摩指圧マッサージ師の国家資格も取った上で、もう一度女手ひとつで新宿に漢方薬局と鍼灸院を再起業。
そこから海外の医療に触れる機会が増え、今までの日本の伝統医療である漢方の素晴らしさを再確認することになる。
いろいろな国の医療事情にふれ、日本の伝統医療である自然漢方の素晴らしさを再確認しています。
医師の弟と一緒に「財界」に取材されました。
カラー版で、外科医の弟と一緒に取材されました。西洋医学と東洋医学の統合を実現していると多くの読者さんたちか支持の声をいただきました。
「アンチエイジング」学会誌に論文掲載されました
漢方を飲み始めるとそれまで止まっていた
生理が起こる人が続出するので
その例を掲載しました。
雑誌『からだにいいことpreco』に掲載されました
生理痛や生理不順の特集。
漢方のページを4ページ独占で
担当しました。
株式会社SONYにて「美肌・更年期セミナー」を実施しました。
大好評につき継続中
書籍「ストレス→勇気に!」が発売されました。
Amason より書籍販売!
29歳のときベビーカーを押して起業し、子育てをしながら必死で会社経営し、
7店舗まで広げた経験を綴った「ストレス→勇気に!」
お医者さんネット情報「ゲンキのモト」に掲載されました。
お医者さん情報「ゲンキのもと」に「妊活漢方」と「鍼灸体験」で2回掲載されました。 街のお医者さんのお顔がわかる、安心の情報満載です。
「医の匠」の取材を受けました
「医の匠」の主宰を受けました。再起業してからの歩が書かれています。
「サントリーウェルネス」の取材を受けました
「サントリーウェルネス」の取材を受けました。「女性の揺らぎ」との付き合い方について書かれています。