今回の私のコロナ患者さんの治癒例のご紹介から
https://www.youtube.com/watch?v=sHzQI8hTpvg

よくみなさんに、
「どうして漢方薬をもっと積極的に医療の現場でコロナに使わないの?」
というご質問を受けますが、

 

 

 

🔴実は医療の現場で使われる漢方薬にはたくさんの問題点があります。

その問題点をわかりやすく書いてくださっている論文がこちらです→

https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=14426

<論文1とする>

 

 

 

 

🔴また、時々ネットで
「コロナには荊芥連翹湯を飲んでください。」というような書き込みがありますが、

「 荊芥連翹湯」には全く「エビデンス」(証拠や検証結果・臨床結果)もありません。

※この荊芥連翹湯のウワサの元になっている論文はこちら
http://www.kansensho.or.jp/uploads/files/news/gakkai/covid19_kanpou_0319.pdf

<論文2とする>

 

 

この<論文2>には荊芥連翹湯が3回も紹介されていますが、
よく読んでいただくと、この論文の「はじめに」のところにも
・「エビデンスはありません」と書かれてありますよね??
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

「この COVID-19 のパンデミ ックへの漢方医学の貢献の可能性に関して積極的に 発言するのを避けてきました。なぜなら、エビデンス が確立していないからです。」

 

 

 

 

🔴さらに「荊芥連翹湯」をコロナにかかった時に使用する場合、気をつけなければいけないのが、
その量の少なさです。

この<論文2>の元になっているのは<論文1>の下の方に紹介されている
 中国における新型冠状病毒肺炎診療方案第七案の中医治療ガイドラインで、

 

 

そもそも中国本土では荊芥連翹湯を使ったのではなく
下の処方などの何種類かの中国処方を紹介しています
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

例「推奨処方:檳榔 10g、草菓 10g、厚朴 10g、知母 10g、 黄芩 10g、柴胡 10g、赤芍 10g、連翹 15g、青蒿 10g(後 下)、蒼朮 10g、大青葉 10g、生甘草 5g。」(全120g)

 

 

 

そしてこの処方をエキス剤にすると・・
のところでこのように荊芥連翹湯が紹介されているのですが、
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

「エキス剤の場合 荊芥連翹湯+半夏厚朴湯 左 2 剤を一緒に服用
消化器症状が強ければ、柴苓湯+平胃散 左 2 剤を 一緒に服用」

 

ツムラのエキス荊芥連翹湯の内容成分量は
こちら→黄芩(オウゴン)0.75g、黄柏(オウバク)0.75g、黄連(オウレン)0.75g、桔梗(キキョウ)0.75g、枳実(キジツ)0.75g、荊芥(ケイガイ)0.75g、柴胡(サイコ)0.75g、山梔子(サンシシ)0.75g、地黄(ジオウ)0.75g、芍薬(シャクヤク)0.75g、川芎(センキュウ)0.75g、当帰(トウキ)0.75g、薄荷(ハッカ)0.75g、白芷(ビャクシ)0.75g、防風(ボウフウ)0.75g、連翹(レンギョウ)0.75g、甘草(カンゾウ)0.5g(全12.5g)

上の量とと比べるとほぼ10分の1です。

(注意:エキス剤1日分量本品2包(3.75g)中、下記の割合の混合生薬の乾燥エキス2.25gを含有します。)

 

 

 

これに一緒に使うといいと紹介されている
半夏厚朴湯においても

半夏(ハンゲ)3g、厚朴(コウボク)1.5g、茯苓(ブクリョウ)2.5g、蘇葉(ソヨウ)1.0g、生姜(ショウキョウ)0.5g(全8.5g)

(注意:本品2包(3.75g)中、下記の割合の半夏厚朴湯エキス(1/2量)1.25gしか含有していません。)

12.5g+8.5g=21g
これも5分の1でとても120gの中国処方の量には届きません。

 

 

 

 

 

🔴じゃあ、エキス剤を5倍から10倍飲めばいいんでしょう?という人がいますが、
よく見ると、この上下の処方では

檳榔 10g、草菓 10g、知母 10g、柴胡 10g、青蒿 10g、蒼朮 10g、大青葉 10g
の7種類が含まれていませんし、

カバーできているものも

厚朴 10g、 黄芩 10g、柴胡 10g、赤芍 10g、連翹 15g、生甘草 5gの

6種類だけ、つまり種類が半分以下です。

 

以上のことから30年漢方の臨床に携わっている私も店長も
もし自分たちがコロナにかかったら

この荊芥連翹湯の市販薬、またはツムラのエキス剤は使わず

 

中国処方のように煎じる薬や粉薬を自分の薬局で組み合わせて手作りして、

自分たちの体質に合わせて使うと思います。

 

 

 

 

 

🔴尚、「荊芥連翹湯」は予防のところにも紹介されていますが、
ここもよく読むと、荊芥連翹湯そのものを使用しているのではなく、

金花清感顆粒、連花清瘟 (顆粒)、疏風解毒膠嚢(顆粒)

という中国の処方を強いてエキス剤にすれば、
「黄連解毒湯、もしくは清上防風湯、もしくは荊芥連翹湯、もしく
はこれらの組み合わせで代用する」

と、

「もしくは」の中で紹介されている3種類の中のひとつに過ぎません。

 

 

そして、これも、<論文2>最初の方に書かれているように、

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

「中国と日本では、気候や体質が異なるため、異なった病態を示す可能性
も多くあり、本来は

漢方医学診断から処方を決めた方が効果が高いと推察される」とあります。

 

つまり、日本には日本の漢方薬の使い方があり、
その「漢方医学診断」

が重要とのこと。

 

 

 

 

 

 

このような背景から<論文1>では
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

漢方に詳しい相談薬局を活用することも提言したい。

たとえば日本漢方協会では,COVID-19に立ち向かうという会長の強い意思が示されている。

漢方に詳しい医師が限られていることから,薬剤師の活用も考慮すべきである。た

だし,この場合にもその薬局を感染から守る措置が必要である。」

と書かれていて、

 

私達漢方薬剤師たちにとっては理解ある漢方医たちに恵まれていることが
ありがたい限りです。

 

 

 

 

 

さらに次回は
「体質に合わない人」が荊芥連翹湯を飲んだ場合の「副作用」について。

 

 

 

 

 

 

「最後にもう一度いいます。
30年漢方の臨床に携わっている私も店長も
もし自分たちがコロナにかかったら
この荊芥連翹湯のエキス剤のみを悠長に使うことはないと思います。」

→一般のひとたちにわかりやすいように
You Tubeでも動画を流す予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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